黄昏通信社跡地処分推進室

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ギガンデスにボタン4つついてた話に補足。ゲーセンでゲームやる人には当たり前の知識だけど。
近年ゲーセンで連射装置といえばシンクロ連射が当たり前になっているようだ。シンクロ連射というのは基板から出てる特定の信号(おそらく本来はモニタに行く?)を拾って、最適なタイミングでボタンの回路をオン/オフする装置だ。普通ゲーム基板はモニタのリフレッシュレートである毎秒 60 フレームと同期して入力信号を拾うので、最速で繰り返すと秒間 30 回のオン/オフを行うことができる。これが「シンクロ 30 連射」。
ところが、基板の処理がフレームに追いつかないと所謂「処理落ち」が起きる。つまり、1/60 秒の間に「次の瞬間の絵」が描けないため、その次のフレームに描画が持ち越され、ゲーム全体の動作速度が毎秒 30 フレームに落ちる。この状態でシンクロ 30 連射の装置を用いると、全てのフレームで「オン」が送られてしまう。つまり、押しっぱなしにしているのと同じことになる。
これを防ぐために、「15 連射」の装置を併設することがある。処理落ちを起こしている状態で最速の連射を行うことができるタイミングということだ。
先日のプレイ時にはどのボタンにどの連射装置が割り振られているかわからなかった。というか、30 連射と 15 連射が両方ついてるという考えに思いも至らなかった。だから、おれは敵がいない時にボタンを押してみて、「あ、これが連射装置だ」と思って 30 連射の方を使っていた。2面の道中、初めて処理落ちが起きる。多くのゲームでは、ボタンが押しっぱなしになると弾が出ない(最近のゲームは知らんけど)から、その時点で気付いただろう。しかし、ギガンデスは押しっぱなしにしていても秒間8連射ぐらいで弾を撃ってくれる。処理落ちしていたこともあって、そうなっていたことに気付かなかった。

以上が2面で死んだことに対する長文のいいわけです。ほんとすいませんっした。なんか敵硬てーなーとは思ったんすよね。