黄昏通信社跡地処分推進室

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昼、スパゲッティに入れるソーセージを出してきたら息子が切りたいというので包丁を貸与して切らせてみる。とても慎重に扱って、時間はかかったが最初から最後まで全部自分で切ってくれた。少しぐらい時間がかかったり怪我をしたりしてもいいからこういうことはやらせたいし、ゆくゆくは自分の面倒は自分で見られる程度の家事はできるようになって欲しいと思う。おれも家事は正直得意でも好きでもないがその水準にはぎりぎり届いていると思っているし、できたほうがなにかと便利だ。
周りの人を見たり話を聞いたりしているとやはりやるかやらないかには家庭環境の影響が小さくないと思われ、自分の力量でどれほど教えられることがあるかということについては心もとないのだが、それはそれとしておとうちゃんが掃除も洗濯も炊事も曲がりなりにもやっているという姿を小さい頃から見せ続けることにはそれなりに意義があると思うのだ。親が子供に与える影響はたぶんなんだかんだいって大きいし、必ずしもよいものばかりでもない。だからこそ、いい影響を与えられると思えることについては大事にしたい。