- 女子バドミントンシングル準々決勝、奥原希望対山口茜。今まで山口は奥原から１ゲームもとったことがなかったそうなのだが、積極的な試合運びで１ゲーム目をとる。この大舞台で一度も負けたことがない相手に対してゲームを落とすのは慌てそうなところだが、しかし奥原は２ゲーム目をゆっくり取り返すと、３ゲーム目ではギアを上げて止めを刺した。
- こんなところで当たってしまうのは勿体ないと思ってしまうが、ロンドン五輪の時に予選リーグでの敗退行為で韓国チームとかがごっそり DQ 喰らった余波で決勝トーナメントでの当たりが完全ランダムになったのが遠因になっているらしい。
- 女子オムニアム、塚越さくら。窪木とは真逆でタイムトライアルが得意という選手で、実際タイムトライアルでは６位に喰いこむ一方エリミネイトレースでは２番目に脱落していた。全体としては力の足りていない印象だったが、東京でもまだ充分やれる年齢なので今後に期待したい。
- 男子十種競技、NHK でこちらが驚くほど多くの時間を割いて中継していた。おれはオリンピックのたびに「十種競技を観たい」と言い続けてきたのだけど、これまではもうほんとにほとんどやってなかった。せいぜい最後の 1500m が観られればいいほうという状況だったのだが、今回は多分ほぼ全種目放送していたのではないか。欲を言えばもう少しリーダーボード的なものをちょいちょい出してくれるとメダル争いの状況がつかめてよかったと思うけど、これだけやってくれたのなら文句は言えまい。
- それにしても日本人には辛い競技である。まあ陸上全般そうなのだが、この種目だとあらゆるディスアドヴァンテージがふりかかってきている感じがあって……。
- 残念ながら七種競技は気がついたら終わっていたのでした。日本人出てないとやっぱほとんどやってもらえないのね。
