黄昏通信社跡地処分推進室

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泊まり明けで上野へ出て妻と子供たちと合流、まずはパン屋さんでパンとかサンドイッチとか買って公園で食べてからいざ国立科学博物館へ、『大英自然史博物館展』。これはすごく面白かった。収蔵品を軸に自然史博物館の歴史や重要人物を辿りつつ、自然科学そのものの進歩の歴史を追っていくという流れの展示で、もちろん収蔵品自体もすごいものがいくつもあったし、紹介される人物も面白かった。向こうの金持ちは文字通り桁が違う。特にウォルター・ロスチャイルドは「変わり者の大金持ち」のイメージそのままで、リクガメに乗って釣り竿みたいなので肉をぶらさげて歩かせてる写真で姿を晒されてて現代だったら炎上間違いなしである。キウィを 30 羽連れて大学に行ってたという話に至っては完全に理解不能だ。しかしまあ科学というものが多くの人の情熱と好奇心とお金と執念に支えられて進歩してきたのだということがよくわかった。子供たちには退屈ではないかと心配だったがふたりとも(疲れながらも)根気よく見てくれて、おかげでおれたちもじっくり見ることができた。こういう展覧会を楽しめるようになったのはありがたい。最後にグッズショップで息子はカルサイト*1、娘は始祖鳥のぬいぐるみ*2、親は図録(フルカラーで 2000 円! 安すぎる)を買い、大満足で帰路に就いた。


晩ごはんは近所のインドカレー屋さんでインドカレー。子供たち、バターチキンカレーとナンを食べる。インドカレー屋に来られるようになったのも嬉しい。こういうことも成長、ではあるね。

*1:方解石……なのだけど透明な結晶ではなく、白いところとオレンジのところがある。すごくじっくり選んで買っていた。次の日に 100 円ショップで小さな木の箱を買ってそれに入れた。

*2:名前は「しそちゃん」になった。