黄昏通信社跡地処分推進室

黄昏通信社の跡地処分を推進しています

金沢・福井旅行 (3):中谷宇吉郎 雪の科学館

この日もいい天気。朝いちで朝ごはんを食べに行き、ぱっとチェックアウトする。開館時間を見計らって(といってもそもそも車で5分ぐらいなんだけど)雪の科学館へ。ここも 10 年ぶりだ。ロケーションというか、たたずまいがよい。入ると受付のお姉さんにどこから来たかと北陸新幹線を使ったかどうかを聞かれる。集計しているらしい。日本地図の東京のところにシールを貼ってくれた。
入って階段を下りる。天窓がすごく綺麗で、青空が映える。少し展示を見てから、二階の映像室で映画を見る。「科学するこころ」。岩波の科学映画からの引用映像が差し挟まってたんだけど、宇吉郎がらみのタイトルが三四本あってすげえなと思った。あらためて展示を見つつ、順番に実験を見せてもらう。10 年前に見ているけれどやっぱり楽しかった。ここに行く人はかならず全部の実験を見ること! あとは雪をテーマにした作品コンテストの優秀作が展示されていたのでそれも見る。どれも綺麗で、変な言い方だけどなかなかよいコンテストと思う。
というわけで今回見に来た施設は全部回ったので、北陸自動車道を一路金沢へ。無事に車を返却、よかったよかった。走行距離は 230km とのこと。案外走ったな、と思ったけど勝山まで往復すればそんなもんか。
お昼は駅で済ませてしまう。地元のチェーンらしき「8番ラーメン」。親しみやすい味でおいしかった。そして駅のやたら充実してる土産物街で各方面のおみやげを調達し、ホームに上がって、帰りは「はくたか」に。大人は力つきてほとんど寝てたんだけど、子供たちが自分たちでわちゃわちゃ楽しみながら時間を過ごしてくれて大変助かった。ありがたい。
最後は東京駅で晩ごはんも買ってしまい、地下鉄で帰宅。
充実していて、面白いものをたくさん見て、おいしいものをいろいろ食べて、こんなに楽しい旅行そうはできまいというぐらい楽しかった(日記の分量を見てもらえばわかると思う)。妻と子供たちに感謝したい。またどこかよいところに出かけられたらと思う。