日本民家園へ。先日息子が学校の遠足で来て、ただわりと駆け足でさーっと回ったからあんまり見られなくて、もう一度家族で行ってじっくり見たい、というのでみんなで行くことに。よく考えてみるとそんな風に言ってくれるの有難いし、たぶんすごく限られた期間だけだよね……。生田緑地の中というか隣というか、まあそういうところにある施設で、全国のあちこちから古い民家を移設してきて保存している。基本的には中にも入れて見学できるんだけど、床の上に上がれるのはボランティアさんがいて火を焚いている家だけ、というルールになっている。二十軒ちょっとあるので全部見て回るのはかなり大変。なるほど駆け足にもなりますわ。でも見て回るのは結構おもしろかった。ボランティアさんもそれぞれに知ってることを教えてくれて、それもなかなかよかった。やっぱり維持管理は大変らしくて、特にかやぶき屋根の葺き替えはめちゃめちゃお金も時間もかかるんだとか（二十三区内に戸建買えるぐらいの金額だった*1）。囲炉裏を使ってると虫がつかないとかいうけど、ボランティアさんが火を焚いてるぐらいじゃだめみたいで、十年だか十五年だかぐらいで葺き替えるのだそうな。途中の休憩所も民家だったりして、そこで持って行ったパン食べたんだけど、縁側とかもあってなかなかいい雰囲気だった（寒かった）。
最後は公園内の展望台へ。もともと生田緑地自体山みたいなところにあるけど、その中でも一番高いあたりに四階建てビル相当ぐらいの展望台が立っていて、そこに登ってみた。ここは先日息子が来たときには「班の女子がどっかいっちゃったので」（これは息子の弁）来れなかったらしく、来たいと言っていたところ。遠くスカイツリーや東京タワーも見えて、いい眺めだった。
*1:これ書いてから思ったけど別に伏せる意味ないな
