黄昏通信社跡地処分推進室

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研修 (6-1)

朝出勤しようと家を出て、1階に下りたらエレベーターホールのところで娘がべそをかいて座っていた。どうもみんなが先に行ってしまったらしい。普段は息子がつきあってくれるのだがこの日は風邪をひいて休んでいたのでひとりだった。マンションのロビーに集まるタイミングに遅れてしまいもう誰もおらず、すぐ追いかければすぐ追いつけたのにぐずぐずしていた、というような状況だったと思われる。がっこういきたくないと泣きわめいたが手を差し出すとつないでくれたので一緒に歩き出す。思えば息子もこうしてよく送ったものであった。少しの間泣いていたが、横断歩道を渡ったあたりからは落ち着いて、あとはむしろ機嫌良く学校まで一緒に歩いた。日々息子に助けられているのだなあと思う。

この日は新図書館見学。入口前のベンチの話が面白かった。ベンチとしてデザインしたベンチよりも、旧図書館をしのぶ遺構として接地したオブジェ的なベンチの方がよっぽど人が座っているのだそうだ。あとは、土の中に書庫を沈めるような構造になっているので、コンクリートの駆体全部を 6mm の鋼の板ですっぽり包んでいるらしい。浮力対策としてはコンクリートを厚くして駆体を重くし、下の固い地盤に載せるようなつくりになっているとのこと。
遊芸の話。「茶道とはなんでしょうか」という話から、軽妙な展開で非常に面白かった。ちゃんと考えたことなかったなあ。