黄昏通信社跡地処分推進室

黄昏通信社の跡地処分を推進しています

東京オリンピック・10 日目

  • 男子ゴルフ、3位に七人が並んでプレイオフに。松山もそこに加わっていたがひとホール目の 18 番で第二打をグリーン横のラフに入れてしまい、三打目は出したは出したがピンからは遠く、四打目のパーパットは果たして決まらなかった。プレイオフ結局4ホール目までやったらしい。テレビ中継は終わってしまったけど、最後まで見ればよかったな。
  • バドミントン男子シングルスの準決勝一戦目、アクセルセン(デンマーク)対コルドン。コルドンはグアテマラ代表で、オリンピックで*1、アジアと欧州以外の地域の選手が準決勝に進むのは初めてなのだそうだ。歳もけっこういったヴェテランで、自然肩入れして見ていたのだが、1セット目を接戦の末落とすと2セット目は力尽きた。こういう風に小さな歴史があちこちで刻まれているのだろうな。
  • フェンシング男子フルーレ団体戦、これはけっこう面白かった。準々決勝でイタリア相手に激しく競り合って勝つと、準決勝のフランス戦は序盤リードしながら途中で逆転される嫌な展開で、9人目に入った時には 32-40 だったのだが、そこから松山が猛チャージ。途中6ポイント連取して 42-43 の一点差まで迫ったが、しかしさすがフランス、最後は二本連取で逃げ切られてしまった。続く三位決定戦では米国に大敗。個人でも団体でもあと一歩届かなかった敷根には本当に気の毒な結果だが、面白い戦いを見せてもらった。
  • ボクシング女子フライ級、並木月海が登場。コロンビアのヴァレンシア相手に最初の2ラウンドともフルマークでほぼ勝負を決めてしまった。つんよ。これでメダルは確定。陸上自衛官らしい。あとこう言っちゃなんだが普通に可愛い。
  • レスリング、文田健一郎が決勝進出。準々決勝は苦しんで 1-1 でぎりぎり抜けていたが、準決勝は力の違いを見せつけて 5-1。強いのか強くないのかわからないが、ともあれ決勝戦
  • 体操種目別、あん馬。一番手で演技したマックス・ウィットロック(英国)が素晴らしく、これはもしかするとこのまま……と思っていたら案の定。日本からはふたり決勝に残っていたが、萱和磨が銅メダル。力は出し切ったというところで、日本男子のあん馬では 17 年ぶりのメダルとなった。
  • 自転車 BMX フリースタイル男女。女子は絶対王者的存在らしいハナ・ロバーツ(米国)が一回目に 96.xx 点出してさすがやなーこりゃあ優勝やなーと思ってたら二回目でシャーロット・ワーシントン(英国)が果敢に難度の高いトリックに挑んで、奇跡的に全部成功させて逆転。バックフリップ 360 とか、フロントフリップとかやってて熱かった。ロバーツ、どうするかと思ったけどドロップインから二本トリックをやって、フィールドの反対側の坂を登ったところで演技を中止。ちょっと失敗したようには見えたが、実質的には投了というところではあろう。大アップセットなのだと思うが、どれぐらいすごいのかわからないところはある。

*1:放送では「オリンピックや世界選手権級の大会で」という趣旨のことを言っていたと思うのだが、やや記憶があやふや。