黄昏通信社跡地処分推進室

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次太夫堀民家園

午後も少し遅くなってから、近場でいいから出かけようということになり、次太夫堀公園へ。成城学園前から歩いて下って行き、野川を渡ってすぐのところにある。公園内を小さな川が流れていて、そこで家族連れがザリガニ釣りをしてたりしてのどかな雰囲気になっている。あんまり人がいない。
隣接されている民家園に入ってみる。ここはよかった。すごく古い民家と、それに付随するいくつかの建物や構築物が保存されている。鍛冶場、倉庫、門、火の見櫓。鍛冶場には鍛冶場保存会?みたいな人たちがいて、先ほど火を落としてしまったところだという。水曜日と土曜日と日曜日には確実にいるから、見たいならその日に来てくれとのことだった。ピアノ線材で作ったという風鈴が吊るしてあったけれど、高くて澄んだとてもいい音がした。民家には上がれるので上がってみた。徹底的に磨き上げられていて、すごく手触りと足触りがよかった。広くて風通しがよくて、すこし父の実家を思い出した。
帰り、野川沿いに喜多見まで歩いてみる。川は広くてとても気持ちのいい道だった。コサギカルガモやカワウがいた。少し長い道のりだったけど子供たちも機嫌よく歩いてくれた。こんな風に散歩して楽しめるようになったんだなと思った。