黄昏通信社跡地処分推進室

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山麓・二日目

この日はフォレストアドベンチャー・箱根へ。山麓からだと箱根湯本までだいたい電車で一時間ぐらい。そこからバスで5分ぐらいなのだけど、電車の到着が1001でバスの発車が1005、さらに電車がわずかに遅れて到着し、かなりやきもきする。あらかじめ一番前に乗っておいて、降りてからは小走りで改札を目指し、出てからも小走りを続けてバス停へ。箱根湯寮の送迎バスが途中にあるフォレストアドベンチャーにも止まってくれる、という感じなので乗客は多い。なんとか間に合って乗ることができたが、発車時にはふたり乗り切れず取り残されていたのでまあ走っといてよかったねというところ。無事に着いて受付。妻と姉は参加せず見ているとのことで、子供たちと義兄とおれが挑戦することになった。コースはふたつあるが、姪が年齢制限に引っかかってしまうこともあり、やさしいほうのキャノピーコースへ。うちはこの手のやつまるっきり初めてだったが、姪はちょいちょいやったことあるらしかった。義兄は姪と一緒にやってるからというのもあるだろうけど身のこなしが軽く、意外というと失礼だけどまあ意外というか、面白かった。んでわりと仰々しいハーネスをつけて、そのハーネスにザイルで接続されたC字型のブラケットを各コースの入り口で安全ワイヤーに通して、ワイヤーにつながったまま進んでいく、というシステムになっている。このシステム自体がちょっと面白い。んで最初はごく短いチュートリアルコースでスタッフさんに見てもらいながら進み、短いジップスライドもこなして、あとは皆さんご自分で頑張ってね、という感じ。面白いなー。というわけでいよいよコースへ。たとえ足を踏み外しても落ちないわけだけど、やはり落ちたくはないし、そうするとすごく力が入ってしまう。ジップスライドは最初スタートするところがすごく怖くて、「座ってしっかりハーネスに体重をかけてから滑りましょう」的なことをチュートリアルで言われるんだけど、なるほど、ひとたびぶら下がってしまえば公園にあるターザンロープと大差ない感じになって、これまた面白かった。一番大変だったのは垂直に垂れ下がったループのネットを渡るやつで、ほんとに大した距離じゃないんだけど、ぶらぶらする網に両手両足だけでつかまって進むのはまじでしんどかった。もうワイヤーに体重をかけてしまって滑っていくのが圧倒的に早いらしい。なるほど。そんな感じでコース5本、1時間15分ぐらいたっぷり遊んで楽しうございました。そこから箱根湯寮へ。中にレストランもあるので、入って先にご飯を食べる。入浴と食事のセットがあったのでそれにした。3000円(ちなみに入浴は1800円で、フォレストアドベンチャーの半券があると1600円になる。セットの場合はこの割引は効かない)。刺身膳、実にまあまあという感じ。風呂は意外と狭かったけど露天部分が謎の解放感で面白い。道路とか見下ろせる。ということは道路からも我々が見えるのでは……? んで上がってコーヒー牛乳飲む。うおおめちゃくちゃうまい。やはり風呂上がりはコーヒー牛乳に限るな。そして休憩室で休憩。漫画喫茶みたいに大きな本棚にどっちゃり漫画が並んでいて、空いてるスペースでごろごろしながら読めるというシステム。二段になっているところがあったのが面白かった。カプセルホテルかっ。とかやってるうちにそこそこいい時間になったのでバスに乗って駅に戻る。箱根湯本の街をちょっとだけ散策し、温泉まんじゅうを買い食いしたり(二回)、妻が寄木細工を買ったりした。そして電車で山麓へ。子供たちが唐揚げを食べたいというので温泉併設のレストランまで出張っていくがまたしても唐揚げが売切れ。ぐぬぬぬ。とんかつにする。息子は味噌ラーメン、娘はやきとりと単品ごはんというセットを発明していた(これは上手く行ったらしい。計600円)。でコンビニで明日の朝ごはんとアイス買って、帰り、喰って、寝る。