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NFL 2022 -- Week 6

今週からBYEがあるのぜ。ライオンズ(1-4)、テキサンズ(1-3-1)、レイダース(1-4)、タイタンズ(3-2)。不調のチームが多く、一息入れられるのはありがたいかも。

Washington Commanders (2-4) @ Chicago Bears (2-4)

サーズデイナイトフットボール
ベアーズ、特別のユニフォームでオレンジ色がベースだったんだけど意外と悪くない。赤/オレンジ系多いけど、こういう蛍光ペンみたいな色は案外なかった気がする。そしておれは蛍光ペンみたいな色全般がけっこう好きだったりする。
試合自体は地味な展開で、前半はわずか3-0、後半はベアーズが一度は逆転したものの、パントのマフから得たごっつぁんのチャンスをコマンダーズがきっちりものにして、そのリードを守り切った。渋い勝ち方。どちらも2-4で、今季どうこうということはなさそうかな。ウェンツにも頑張ってほしいが、ここらへんまでかもなあ。

最終スコア:WAS 12-6 CHI

New England Patriots (3-3) @ Cleveland Browns (2-4)

見てません。が、ペイトリオッツがベイリー・ザッピー(だそうです、これは公式に発音が出てた。Bailey Zappe)で連勝して星を五分に戻す。ベリチック(だけのおかげではもちろんないだろうが)、こういうところがほんとすごいんよな。マクジョンが怪我、ホイヤーも脳震盪、巡目の低いルーキーが出てきて普通ならぼこされるとこだと思うんだが、ここへ来て連勝してしまうという。
ブラウンズはさすがにどうにもならないか。あとはワトソンが出てくるの待ち、という感じ。

最終スコア:NE 38-15 CLE

Tampa Bay Buccaneers (3-3) @ Pittsburgh Steelers (2-4)

見てません。バッカニアーズスティーラーズに負けるのは流石に想定外では。しかもケニーピケットが脳震盪プロトコルで引っこんで、トラビスキーが引っ張り出されて勝ったんだよね。9/12-144ydsというのはかなりの数字で、いまこれやんのかよという感じはある。

最終スコア:TB 18-20 PIT

Carolina Panthers (1-5) @ Los Angeles Rams (3-3)

イカーちゃん見ようと思ってこの試合は見たんだけど、そもそも怪我してて出ておらず、代わって先発したP.J.ウォーカーが10/16-60ydsとかで流石にゲームにならん。これでもパンサーズが前半リードして折り返したんだから信じがたいが、そこまでだった。クリスチャン・マキャフリーはパンサーズのトータルオフェンス203ヤードのうち158ヤードを占有したそうな。

最終スコア:CAR 10-24 LAR

Buffalo Bills (5-1) @ Kansas City Chiefs (4-2)

昨季のディヴィジョナルラウンド、一昨年のカンファレンス・チャンピオンシップで死闘を繰り広げた2チームの対戦。若く才能あふれるQBが同じカンファレンスにいて、毎季死闘を繰り広げるというのはファンにとっては本当に幸せなことだ。とはいえこれが何年続くかはわからず、NFLのサラリーシステムが現状ではかなりうまく機能している以上どこかでどちらかが没落しても不思議ではない。
なかなかにじりじりする展開で、特に1Q冒頭、おたがいに五分以上かけたドライブがそれぞれ相手ゴール前のファンブルロストとインターセプトで無得点に終わったのは緊迫感があってよかった。最後は残り一分でビルズが逆転し、時間を残し過ぎた感じになったが返しのドライブでいきなりインターセプトになって終了、といういささかあっけない幕切れだった。全体としてはビルズはこのほかに二回ギャンブル失敗していて、逆に言えば内容的には押していたと思う。今回は点差以上の勝ちだった。とはいえまあ、次に当たるときはまたどうなるかわからない。ポストシーズンでの対戦も楽しみだ。

最終スコア:BUF 24-20 KC

Dallas Cowboys (4-2) @ Philadelphia Eagles (6-0)

サンデーナイトフットボール
イーグルズが無敗を守る。初得点は2Qに入ってからだったが、その返しからカウボーイズインターセプト、ギャンブル失敗(自陣)、インターセプトと素早く攻撃権を手放し続け、その間にあっという間に0-20とリードを広げた。カウボーイズはその返しにビッグリターンで敵陣から攻撃を開始して、12ヤード地点で1stダウンを得るがそこから一歩も進めずフィールドゴールを蹴るつらい展開。そのあと3Qから4Qにかけてカウボーイズディフェンスは立ち直り、オフェンスもタッチダウンを二本返して17-20と追いすがるが、その返しにイーグルズがすかさずタッチダウンで突き放したのが強い動きで、カウボーイズにそこから追いすがれる気力はなかった。
クーパー・ラッシュはプレスコットの怪我で出番が来てから四連勝とナイスバックアップだったがついに土。この日はあまりよくなかった。それでも三点差まで詰めたところは非凡で、シーズン後にはいい契約が勝ち取れそうな雰囲気。
イーグルズはそこまで強いようにも思われないけど無敗の六連勝。こういうチームが出てくると面白い。

最終スコア:DAL 17-26 PHI

Denver Broncos (2-4) @ Los Angeles Chargers (4-2)

マンデーナイトフットボール
時間はかかるがパントとかフィールドゴールどまりみたいなドライブが多く、なかなかスコアの入らない正直若干凡戦ぽい展開で、そのままオーヴァータイムに。で、スリーアンドアウトを二回ずつやって、チャージャーズPスコットの蹴ったパントはけっこう飛んだ上に高く上がる。PRワシントンはフェアキャッチシグナルを出したが、それが聞こえなかったブロンコズSロッキーがワシントンの目の前に立ってしまう。カバーチームのテイラーはそれを見て「一瞬下がりかけたんだけど、急にひらめいて立ち止まったんだ――『そうだ、こいつをリターナーにぶつけちまえばいいんだ』。それでその通りにした。そしたらボールが転がりこんできたってわけ」。これはフェアキャッチインターフィアランスにはならないんだよね。で、フェアキャッチコールなんてだいたい聞こえないわけだから、そうすると基本的にはリターンチームのメンバーはリターナーの前には立たない方がいい、ということになるのかなと思う。
そんなわけでパントのマフから棚ぼたの攻撃権を得て、そのままFGを決めてチャージャーズが勝った。なんだかねえ、という勝ち方だったけど、これで負けるよりは百倍いいわけで、まあよかったかな。

最終スコア:DEN 16-[OT]-19 LAC

Other Games

SF(3-3) 14-28 ATL(3-3):うーん、フォーティナイナーズほんとに強いのか弱いのかぜんぜんわからん。ファルコンズに完敗するのは弱いとしか思えんけどな。そのファルコンズも強いのか弱いのかよくわからんしな。
NYJ(4-2) 27-10 GB(3-3):え……? ジェッツ……?? まあ、ザック・ウィルソンも10/18とかで全然大したことはなく、パントリターンタッチダウンもあってオフェンスは微妙だったっぽいが、ディフェンスはけっこう本物かもしれぬ。4-2は2015シーズン以来とのこと。
JAX(2-4) 27-34 IND(3-2-1):ジャグァーズが逆転負け。まともな試合はしたようだが、これで三連敗。2-4ほど弱いとは思われんけどまあこんなもんなのかね。ともあれ試合を見てみたいので、DAZNさんなんとかしてくださらんかな。
MIN(5-1) 24-16 MIA(3-3):チーム力が明らかに落ちているドルフィンズを叩いて、ヴァイキングズ5-1。そこまで強い相手とも当たってないし、なんとなく勝ってる印象だし、手放しでよっしゃいけるぜという感じではないもののとにかく5-1は喜ばしい。パッカーズがもたついてる間に差を広げたいところだ。
CIN(3-3) 30-26 NO(2-4)ベンガルズが逆転勝ち。4Qに七分半使ったドライブでFG止まりで逆転できず、残り3:47で相手ボールという苦しい状況だったがディフェンスがセインツをスリーアンドアウトに仕留め、回ってきた攻撃権でなんと1プレイでタッチダウンを奪った。それはそれで時間が余ったが、最後セインツは得点できず。
BAL(3-3) 20-24 NYG(5-1)ジャイアンツ5-1、しかもレイヴンズを倒して。先週に続くアップセットだな。Week 6以降でジェッツとジャイアンツが両方勝ち越しているのは2010シーズン以来とのこと。ニューヨーク弱し。レイヴンズもどうも安定せんね。
ARI(2-4) 9-19 SEA(3-3)カーディナルズもぴりっとせんねー。マレーが222ヤード投げて100ヤード走り、それでタッチダウン無しってなにをどうすればそうなるのかまじでわからん。