少し前だが、鹿野司が亡くなったという。自分にとっては「オールザットウルトラ科学」のひとだ。「サはサイエンスのサ」ももちろん知っていたが、不届きなことにおれはSFファンのくせにSFマガジンをちゃんと読んだ時期は全くなく、それを言ったらまあログインだってそんなにちゃんと読んでいたわけではないのだけど、とにかく「オールザットウルトラ科学」のひとだという認識なのだ。なんとも言えないやわらかい語り口で、ちょっと面白くて柔らかい科学の話を書いていた、と記憶している。
https://www.hayakawa-online.co.jp/new/2022-10-20-180201.html
まだ63歳であったというから、はっきり若い。病気であったという。とり・みき氏が書いた以下の追悼文に若干の言及がある。相当親しかったようだ。
https://www.torimiki.com/l/%E9%B9%BF%E9%87%8E%E5%8F%B8%E3%81%95%E3%82%93/
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熱心なファンには程遠かったが、若年の頃その文章に触れた記憶が今も残るライターの訃報に接し、なんとなく書いておきたくなったので、書いた。
