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ワールドベースボールクラシック準決勝 メキシコ対日本

WBC、日本対メキシコ。3回まで両者無得点から4回表に佐々木朗希が3ランを浴びて3点を追う重苦しい展開で、日本は再三チャンスを作るがあと一本が出ない。しかし二番手の山本がメキシコ打線を3イニングぴしゃりと抑えて反撃を待つ。と、7回裏に作った二死一二塁から吉田が内角低めのおそらくボール球かという難しい変化球をすくいあげて右翼ポール際へ同点3ラン。今大会吉田は当たりまくっていたが、その集大成といえるとんでもないホームランだった。このあとは見ていないのだが、直後の8回表に今度は山本がつかまって2点勝ち越されるも、その裏山川の犠牲フライで1点差に詰め、9回裏、この日も3三振と大会を通して苦しみぬいてきた村上が無死一二塁からサヨナラツーベース。
なんというか、チームのムードがいいし、各選手が力を出しているんだよな。過去の代表だってみんなすごいメンバーだったと思うんだけど、いつももう少し緊張感というか悲壮感みたいなものがあった気がする。今回のチームはなにか力が抜けていて、それでいて試合では気合が入っていて。それだけで勝てるというものでもないと思うけど、なにかいつもと違うなという印象はあった。そこは栗山監督の人徳というか手腕なのだろうという気はする。