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ワールドベースボールクラシック決勝 米国対日本

平日だったので普通に仕事だったが、こっそり途中経過だけ見ていた。先制を許したものの、そのすぐ裏に同点、逆転。4回には本塁打で2点差に広げる。その後は1イニングずつ先発投手をどんどんつぎ込むよく言えば総力戦、悪く言えば後先を考えない継投で8回まで米国の反撃を1点に抑える。そして9回、球団側から1イニングだけ行ってもいいと言われていた大谷が満を持してマウンドへ。先頭を死球で出したが、次打者を併殺に打ち取り、二死無走者で同僚のマイク・トラウトと対戦。いや流石にできすぎではというシチュエイションで、大谷は3-2からの最後の球、えげつないとしか言いようがないスライダー(ああいうスライダーを最近はスイーパーというらしい)で空振り三振。日本が三大会ぶりの優勝を果たした。
まあ、すごかったな。主力の選手がみんな力を出して、それでも必ずしも勝てるものでもないのが野球の一発勝負だけど、実際勝ってみると勝つべくして勝った感はけっこう強かったと思う。大谷のMVPは文句のないところだろう。個人的には吉田がすごかったと思った。なんでも誰でも打ってしまう。準決勝の同点3ランは信じられないホームランだったし、大谷が苦しんだチェコのサトリアからも二打数二安打。大谷が居なければMVPだったのではないかな。メジャーでの活躍が楽しみだ。