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千葉ロッテマリーンズ−西武ライオンズ 於千葉マリンスタジアム

Tさんが花火ナイターが観たいと言い出し、日程とおれらの予定を突き合わせると週末は今週以外チャンスがないことに気付く。じゃあ行くか、と唐突に決定。新宿から東京に出るとタイミングよく京葉快速がつかまり、1時間ほどで到着。またしてもカルフールで食糧を買い込んで球場へ。カルフールの最大の欠点はレジがたるいことだな。
そんでスコア。いやもう凄い試合だった。
L 520 010 000 00 = 8
M 010 002 500 01 = 9
1回表、先発高木が大乱調。とにかくストライクが入らないし入ったストライクは打たれる。四球で走者を溜めては打たれ、しまいには細川に走者一掃の二塁打を浴び、3安打で5点献上する。
2回表、続投させられていた高木、二死走者なしからフェルナンデスに四球→カブレラ本塁打。5回に花火を見たら帰ろうと決意する。
2回裏、フランコが先発森慎二からものすごく高く上がった本塁打
5回表、4回からリリーフした川井が本塁打を浴びる。いやもういいってまじで。
6回裏、先頭のベニーにシンジ君が5個目か6個目の四球。次の李承〓*1が中堅フェンス直撃の三塁打で、なんとこれがチーム2本目の安打。内野ゴロで李も帰り、やっと3点。シンジ君はこの回までで降板、2安打3失点という滅茶苦茶な内容だった。流石としか言い様がない。
7回裏、許銘傑が登板。ところがこれがストライクが入らない。単長打で1点返した後、一死一三塁からベニーが左翼席に叩き込む。これで1点差。ここで終わるのがいつものロッテだが、今日は違った。代わった星野から李が四球を選び、代打佐藤幸彦*2凡退後、代打の里崎が中堅フェンス直撃の二塁打を放ってとうとう同点にしてしまった。
ロッテは8〜9回は薮田が抑えるが、打線も点を奪えず延長戦へ。この時点で22時。10回表にはついに小林雅英をつぎこんで主軸を抑える。
10回裏、一死から西岡が安打で出ると、井上純が右翼線に二塁打で二三塁。西武バッテリーは満塁策で堀幸一を歩かせる。このシーンは熱かった。大沼が走者を無視して振りかぶって投げ、福浦が真っ向から打ちに行く。外野フライでもいい場面で、カウントも2−3まで行ったのだが、あえなく三振。続くベニーも倒れ、試合は続く。
これで22時35分とかになってしまったので、流石に帰らざるをえなかった。実際は京葉線はまだあるのだが、東京へ出てから動きが取れなくなってしまうので……。こんな週に限ってMが居なかったのが残念でならない(←勝手なこと言ってます)。
11回裏は里崎がさよなら安打を打ったそうだ。観たかった。
悪かった点もいくつもあったと思うけど、今日の試合についてはぐだぐだ言っても仕方あるまい。よく勝った、本当に。素晴らしい粘りだった。行ってよかったと心から思う。これからもこういう熱い試合を見せて欲しい(7点リードされろって意味じゃないぞ)。

*1:李承〓:イ・スンヨプ。〓は火へんに華。

*2:佐藤幸彦:現在ロッテの選手には佐藤はひとりしかいないのだが、この人が未だに「ゆきひこ」と呼ばれているのはなんとなく嬉しい。