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ナルニア国ものがたり、実写で映画化

eiga.com ニュース&噂――世界最高のファンタジー「ナルニア国ものがたり」がついに映画化!
ふうむ、ナルニアですか。小さい頃はすっごくわくわくして読んだけど、大きくなってから読んだらキリスト教的世界観がちょっときつかった憶えがある。とはいえ物語として面白いことは間違いなく、きちんと作れば面白いものができるだろう。というか、つまらなかったら間違いなく映画作った奴の責任で、プレッシャーはかかるに違いない。
で、今回映画になるのは『ライオンと魔女』なんだけど、微妙に気になるのはどこまでやるか。漠然と全部はやらねえだろうなと思っていたら、案の定上の記事の中にはこんなくだりがあった。

すでに2作目の脚本も執筆中。もちろん1作目が成功しなくてはならないので正式には決まっていないが、内部では3作目まではやりたいと話している

3作目というと『朝びらき丸 東の海へ』。ナルニア国ものがたりでは子供たちはナルニアに向かうたびに違う年代に送られるため、作品の順番とナルニアでの歴史的順序は食い違っている。具体的には6152347という順になるのだが、見ての通り123は歴史的順序もそのままなので、まあここまでなら混乱も生じないってことなのかな。『銀のいす』ははっきり地味な話だし、『さいごの戦い』なんて色んな意味で映画でやりたくないだろうしね。
関係ないけど、小学生の頃はこれやらランサムサガやらを読んでいて、どちらも4人きょうだいもので上の女の子が「スーザン」だったので、おれの中でスーザンは「お姉さん名前」になってしまっている。おれ自身が4人きょうだいの3番目なんで、どうしても3番目に感情移入して読みがちでもあったし(つまりナルニアならエドモンドで、ランサムサガならティティ)。だからナルニアでは(もう殆ど憶えてないけど)一番好きなのは上述の『朝びらき丸』だったりする。上のふたりが登場しないんで、必然的にエドモンドが結構頑張る話なんだよね。ランサムサガに例えれば『ツバメの谷』の高原パートとか『ひみつの海』の紅海パートとかみたいな。