黄昏通信社跡地処分推進室

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シャロン(・レアール)様

蔵出しシリーズその2、と見せかけてこれはずっとテレビの上に飾ってた。それもどうだろう。以前ちょろっと書いた(2005-04-05)ガチャガチャのシャロン。写真を上手く撮るのは結構難しいもんですなあ。
このゲーム――『ニューマンアスレチックス』(1993,ナムコ)は『ハイパーオリンピック』(1983,コナミ)よろしく様々な競技をクリアして行くゲームなんだけど、ボタンがみっつあって連打ものは基本的に交互に連打しなければならない、というところが肝だった。このためただ闇雲に叩くだけでは駄目で、往年のようにボタンがこすられてボロボロになることもなかった。中々上手い工夫だと思う。
設定も工夫がされていて、主人公たちは超人なので例えば最初の競技は短距離走で世界記録は9秒台なんだけどその距離は 1km だったりとか、槍投げの代わりにミサイルを放り投げてたりとか、走ってくる新幹線を受け止めて押し返したりとか(まんまキン肉マンですな)、そんな荒唐無稽な競技ばかりでやってるだけで結構楽しかった。根本的なアイデアに斬新なところはないのだけど、アレンジが上手く行っていて、リメイクとして捉えるなら(メーカー違うけど)かなりよく出来ている。
ちょうど浪人の頃稼動していて、その頃はよく地元の友人どもとつるんでゲーセンに行ってたので、同時期の『ヘビースマッシュ』や『おいしいパズルはいりませんか』ともどもかなりやり込んだ憶えがある。相当好きだったんだけど6競技目の「タワー・トッパー」(ビル登り)がどうしてもクリアできず、未だに1コインクリアに到っていない。クリアを目指してやり込んだゲーセンのゲームで結局クリアできなかったゲームはそんなに多くない(※無理そうならやりこむ前に諦めるため)ので、結構悔しい思い出ではあるのだが、それ以上に楽しいゲームだったという思いが強い。