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障害はメジロ、ってことで……いいのか?:イルミネーションジャンプステークス・結果編

晴・良
▲01メジロオーモンド 牡760林満明3:42.7   514Kg+6(4)
×03メジロベイシンガー牝458山本康3:42.81/2490Kg+10(7)
○02テレジェニック  せ560金子光3:43.12馬身460Kg+0(1)
…04バルトフォンテン 牡460横山義3:43.52身半470Kg-2(6)
△12アズマビヨンド  牡660白浜雄3:43.5クビ 516Kg-2(3)
以下リキアイガイセン、チアズシャイニング、アインオーセン、ギルデッドエージ、マチカネビシャモンマイネルユニバース、スマートフェアリー、タイキリオンナイスアルカング
メジロオーモンドが逃げ切り勝ち。楽なペースでは行けたが流石に休み明けは走る。飛越も巧みで障害のセンスは高い。事前にも書いたが計り知れない潜在能力の持ち主で、足元がまともなら今頃はチャンピオンになっていたことだろう。昨年もここを勝ってから大障害で2着。反動がなければ今年も狙えるだろうが、今年の方が臨戦過程は厳しかったことは覚えておきたい。
×メジロベイシンガーは同じく休み明けだったがこちらは3ヶ月半ぶりで、夏の勢いをそのまま活かした。中山も上手で、これも大障害でも期待できる。上がり目という点では勝ち馬より上。
テレジェニックは今日もここまで。うーん、やはり連対まで届かない。大障害でも上がり目はあまり望めず、流石にこの辺りまでかも知れない。あとおれ予想の時に「若き天才」って書いたけど大げさ過ぎっすね。天才ってタイプじゃない。
バルトフォンテンは先行して流れ込みだが、それでもキャリア2戦でこの相手にこのコースでここまで来るのは並のセンスではない。まだ大障害では厳しいだろうが、将来の活躍は大いに期待できる。鞍上も心強い。名前を憶えておいた方がいい馬だろう。
アズマビヨンドは前残りの展開にはまった印象はある。そこそこ追い上げているがそこそこ離された。白浜によると「バンケットは問題ないが平坦のスピード競馬が合う」とのこと。どっちやねん。ともあれ大障害でもこれ以上は望めなさそうだ。
チアズシャイニングは終始3番手から2番手で運び、絶好の展開に見えたが最終三角過ぎから全く伸びず、7着に沈んだ。飛越に問題はなさそうで、西谷は「太いのかも知れない」とのコメント。大障害でも上積みこそあれこれ以上悪いことはないと思うので引き続き買いたいが、正直ややがっかりの結果ではあった。
×マイネルユニバースは凡走自体はまあ仕方ないかな、というところ。平沢によると終始逆手前で走っていたそうで、そりゃ勝負にならん。ていうか、どないやねん。
馬券は外してしまったけれど、面白いレースだったし、大障害へ向けて有力馬がみんなそれなりに格好はつけたというところで、まずはいいレースだったんじゃないだろうか。上位2頭は反動が心配だし、一方で使い詰めの馬はそろそろしんどくなる時期で、本番は力量以上にコンディションがものを云うレースになるのかも知れない。