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トニー・マッキャロル

オアシスの初代ドラマー。メンバー(というかギャラガー兄弟)に嫌われていた上に腕前もそれほどではなかったらしく、2nd アルバムの直前にクビになる。トニーはこの解雇を不当としてメンバーとレコード会社を訴え、結局は約 50 万ポンドを受け取って和解した。このニュースが何故か朝日新聞に載っていて、記事には裁判所の前かどこかで両手を高々と突き上げるトニーの写真がついていたのだが、これが実に誇らしげな表情だった。あまりの面白さにそれからしばらくおれと弟の間では、両手を上げて「トニー・マッキャロル」と宣言するだけで笑える、という異常な事態に発展するのだがそれはまた別の話。
で、ここまでならどちらが悪いともつかない話なんだけど、その後オアシスのベーシストポール・マッギガンがバンドを去り、バンドが代役を求めてオーディションを行った時に、なんとトニーがそれを受けようとしたという大変痛面白いエピソードがある。
そんなわけで、未だにおれはトニー・マッキャロルというとそれだけでちょっと面白い。