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ロンドンオリンピック

女子トランポリン、予選から決勝まで多分3時間ぐらいだったので全部見た。
成績とかはここ→http://www.london2012.com/gymnastic-trampoline/event/women/phase=gtw001100/index.html

  • 解説が達者で感心した。平均的な視聴者の知識レベルを想定して基礎的なルールや価値観を丁寧に説明しつつ、個々の選手にも言及し、技の説明や演技全体の構成についても解説。まさに「解説」と呼ぶべき仕事ぶりで実によかった。後で知ったのだが中田大輔氏だった。
  • 日本からは岸彩乃が出場。予選通過(16→8)も難しいかというレベルだったようで、それでもひどいミスはなく素人目にはそれなりにやっていたと思う。だが力の差がはっきりしていたのも事実で、全体 14 位で予選落ち。仕方ないところか。
  • 金メダルはマクレナン(カナダ)。予選より何度を上げる賭けに出て成功した。先に演技できる強みを生かした。個人的には少し華やかさに欠けるというか地味な印象を受けた。ちなみにカナダ全体で唯一の金メダルがこれだったそうな。
  • 銅メダルのヘ・ウェンナ(中国)がとてもよかった。北京の金メダリストで予選も1位通過、決勝も 10 本目まで素晴らしい演技でこれはまくったかと思ったのだが、最後の最後で尻もちという信じられないミス。それでも銅メダルだったので力が抜けていたということだろう。飛ぶ姿も美しく、流石チャンピオンと思わせた。ほんとすっごい綺麗だったです。
  • ゴロヴィナ(グルジア)は脚を傷めていたらしく、予選から難度の低い技に終始していたが決勝に残った。解説の中田氏が「意味がわかりませんね」と口走るほどだったのでそれなりに不可解な採点ではあったのだろう。