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NFL 2012 -- Week 5, part 1

Arizona Cardinals (4-0) @ St. Louis Rams (2-2)

サーズデイナイトは同地区対決。確かサーズデイは事前に全部カード決まってるので全勝のカーディナルズを引き当てたのは中々引きが強い。
さておき、ロースコアの地味なゲームになった。ラムズはオープニングドライブで早々とタッチダウンを挙げるもその後は 2Q にフィールドゴールを挙げたぐらいでドライブが形にならない。一方カーディナルズは前半に長い長いドライブをようようフィールドゴールまで持っていったものの前半の得点はそれだけ。
後半は 4Q の頭にラムズがブラッドフォードのロングパスで待望の追加点を挙げると、返しのドライブでカーディナルズエンドゾーンまで3ヤードに迫りながらタッチダウンできず、フィールドゴールでは間に合わないのでギャンブルするも失敗。そのまま時間がつぶれて試合終了となった。3-17 でラムズの勝ち。コルブに実に9回ものサックを浴びせたラムズの堅い守りが光った。
カーディナルズは初めて土がついたが、オフェンスラインさえ立て直せればそう悲観した負け方でもないように思う。ラムズはこれで 3-2 として1ゲーム差に迫った。昨年はフォーティナイナーズばかりが目立った NFC 西地区だが、今年はカーディナルズラムズも頑張ってここまでは中々面白い感じになっている。

  • ブラッドフォードはなんと 7/21-142yds-2TD/1INT。33 パーセント! しかしそのたった7本のパスのうち2本がタッチダウンパスで、4Q には 51 ヤードのパスも決めた。これでも相手に点を取らせなければ充分勝てる。

Philadelphia Eagles (3-1) @ Pittsburgh Steelers (1-2)

ここまで1点差勝利が2回と2点差勝利が1回と、妙な勝負強さを見せているイーグルズに対し、1勝2敗で先週早々とバイウィークを迎えたスティーラーズ
この試合も地味な守りあいで、じりじりとした展開になった。先に得点機を掴んだのはイーグルズだったが、エンドゾーンまで残り3ヤードからヴィックのランがエンドゾーン内でのファンブルになってしまい1点も入れられず。スティーラーズも敵陣で得たテイクアウェイを得点に結び付けられなかったが、2Q に入ってからようやくメンデンホールのランで1本取る。さらにイーグルズエンドゾーンに迫るがここはイーグルズがよく守って 0-10 で折り返し。
後半に入ってからヴィックは調子を上げて、ルショーン・マッコイの素晴らしいランアフターキャッチでタッチダウンを返すと、4Q には 4th ダウンギャンブル2回を含む長い長いドライブを成功させ、ついに 13-14 と逆転する。しかし結果的にはこのドライブは長すぎた。あるいは早すぎた。タイムアウトを1回しか残せなかったのも痛かった。残り6分半のドライブをスティーラーズは実に上手く進め、小刻みにインバウンズでプレイを切っていく。最後まで攻撃権を失うことなく 60 ヤード強を進みきって、逆転のラストミニッツフィールドゴールに持ち込んだ。14-16 でスティーラーズの勝ち。

  • スティーラーズはバイウィークがいい方向に転んだ印象……だったが復帰したトロイ・ポラマルがまた同じ箇所を傷めたようでかなり心配。長引くかも知れない。
  • イーグルズは 1Q でのヴィックのファンブルがとにかく痛かった。今季のヴィックはインターセプトファンブルロストも非常に多く、いくらなんでもエンターテイナー過ぎる。