黄昏通信社跡地処分推進室

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雨。息子の学芸会で、おれは息子と一緒に学校へ行って場所取り。妻は昨晩からの胃腸炎がひどく動けないため留守番。学校で娘を連れてきてくれた義母と、父と合流。一年生の出番は一番最初なので8時半に開始となかなかに早い。家を出るときに息子がへそを曲げてしまい、学校に着いてからも入りたがらない。なんとか門をくぐらせたら、一年生の別のクラスの担任の先生が上手くなだめて回収してくれた。こういうのはプロは本当に流石だなあと思う。
演目は奇しくもおれが四年生の時に演じた芝居で、演じた役も同じだった(これは息子が希望した)。なかなかに堂々としていたし上手だった。科白がないときの振舞い方も本人なりに工夫しているようなのが伝わってきてよかった。これほどちゃんと芝居になるものかと思った。自分が演じたときにどんな感じだったかというのはもう覚えていなくて、ただ海の場面の「かいぞく8」で、「おい見ろよ、オレンジジュースだ」という科白があったことだけ憶えている。その科白を息子が発していて、それを客席から見ているというのは、当時のおれにはとてもとても想像のつかなかったことだろう。今でも率直に言ってかなり変な感じがする。
一年生だけ見て撤収。体育館は寒かった。外に出ると雨はだいぶ弱くなっていた。息子はこのあと五時間目まで授業だそうで、娘と義母と父と四人で帰った。