黄昏通信社跡地処分推進室

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テピア

約一年ぶりにテピアへ。その前にウェンディーズに寄る。最上陸してからはもしかすると初めてかな。相変わらず肉っぽさが強くていいハンバーガーだった。値段もそれなりだけど、これは時々食べたい。チリチーズポテトも身体に悪い味でおいしかった。息子はシャカシャカポテト(的なもの)を頼んでいた。粉はわりと控えめで、ソースの類をつけて食べることが前提なのかも。


んであらためてテピアへ。
毎年展示替えをしているはず……なのだけど、さすがにごそっとは変わってなくて、昨年見たものが大半だった。今年の特徴はロボットが多かったことかな。流行ってるんだろうなという感じ。触れてみた印象としてはまだいまひとつというところ。Google Home の方がよっぽどロボット感あると思う。おもちゃと割り切るには高いみたいだしねえ。
ニューラルネットワークによる白黒写真への自動着色」はなかなか面白かった。ツイッターで時々見かける着色写真はこれを使っているのかな? よく見るとなんとなくごまかしてるみたいにあやふやな色を塗っているところとかもあって、なるほどという感じがする。
ひとつ草むらが背景に写っているサンプルがあって、その端の方になんとなく空いているところがあってそこが薄い水色に塗られていたから、ああ川があるんだなと思ったのだけど、元の写真をじっくり見ても川要素ひとつもないんだよね。人間が着色したらおそらくあそこは空色にはしないのではないかな。そういう風に作為なく AI の誤謬が入り込んで、それをうっかり正しいと思ってしまう、みたいなことが今後起きそうだな、と思った。
あとは紙コップがふたつあって、コップAからコップBへものの入っている感触が伝えられる装置が面白かった。それぞれのコップの底に小さな機械がテープで止められているのだけど、Aに空豆やビー玉を入れるとBにその振動が伝わるのだ。もしかするとAにはマイク、Bにはスピーカーがついているだけなんじゃないかと思うのだが、すごくリアルに再現されるのが面白かった。
息子は昨年に続いて自動イカ釣りシステムに惹かれたようで、スイッチを入れたり目標深度を動かしたりして喜んでいた。キャッチコピーは「眠ってても大漁」らしい。説明のお姉さんによるとこれが成立するのはイカが比較的丈夫でロボットで釣り上げてとりこんでも商品価値を失わないからなのだそうで、他の魚に応用するのはまだ難しいかもしれないとのことだった。
なかなか楽しかったのは確かなので、少なくとも年に一回は行けたらとおもう。