黄昏通信社跡地処分推進室

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みなさん寒いと腹が減らないか? おれはへる。このところ寒いので職場でも夕方ぐらいから腹が減ってたまらないし帰ってからの晩ごはんがうまいうまい。晩ごはんがおいしいのは毎日なんだけどね(のろけ)(奥さん毎日ありがとう)。若い頃スキー行くとおなか空いて一日五食とか食べてて、まあスキー場めしって少ないしすっごい身体動かすしあんなもんやろと思ってたけど、あれはやはり寒いからというのもあったのだろうな。


中学高校の山岳部では冬春とスキー合宿に行ってたのだけど、カロリー消費ってことでいえば若い頃のスキー旅行なんて目じゃなかったと思う。なんたって午前のスキー練習なんてリフト動く前から始まる*1から一本滑るたびに階段登行してたのだ。だからおれは階段登行はすげえ上手い(あれにも技術があるのだ)。あとキックターンも上手いし二種類できる。話が逸れたが、じゃあ一日五食食べてたかというとそんなことはなくて、練習中は休憩時におやつを食べていた。糖分多めのお菓子を持っていって雪の上に座って食べるのだが、おいしかったという記憶はあるわりには意外なほどなにを食べたか憶えていない。M&Ms を食べたのは憶えていて、あれは雪の上に撒くと雪に色が移って綺麗なのだが、もうひとつ憶えているのが「レズピー」だ。レーズンとピーナッツを混ぜて食べるからレズピーなのだが、これはほんとにおいしかった。ナッツの歯ごたえとレーズンの食感、ナッツにまぶされた塩味とレーズンの甘みがそれぞれ絶妙に調和してすごく後を引く食べ物になるのだ。合宿の時はピーナッツ 1kg とレーズン 1kg を混ぜて生成していたと記憶している。


スキー練習、必ずしも天気がいいときだけじゃなかったはずだけど、記憶の中の休憩時間ではいつも空はすごく青くて陽射しが降り注いでいる。空気は冷たくて心地よく、おれたちはスキーを外して思い思いにまばゆい雪面に腰を下ろし、目を眇めながらレーズンとピーナッツの混合物を口に運んでいる。

*1:7:30 から練習開始で、リフトが動き始めるのがだいたい 8:30 ぐらい。