黄昏通信社跡地処分推進室

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江戸東京たてもの園

緊急事態宣言も解除された。秋晴れでいい気候。出かけよう、砂漠捨てて!
というわけで家族で出かける。江戸東京たてもの園小金井公園の中にあるのだが、小金井公園はあんなにでかいのにどの駅からも遠いのが特徴で、この日も東小金井からバスに乗った。コミュニティバス。家を出た時間が中途半端で、公園の入り口に着いたのが 11:20 ぐらい。先にお昼を食べるか、一度中に入るか、どうする、というところで、公園の少し先に無添くら寿司が見えたことを思い出す。行ってみるか、くら寿司。あんまり混んでたら諦めよう。んで行ってみるとテーブル席だと入れるのは 13:30-13:50 ごろ、カウンターでよければ約 12 分、という待ち時間が表示されていた。ではカウンターで待とうということで待ち始めたのだが、四人だとさすがに全然順番が来ず、結局 30 分弱待って入る。案内されたのはテーブルだった。これはこれでありがたかったかも。
で、くら寿司、初めて入ったのだけど、まあ値段なりではある。でもこの価格なら心おきなく食べられるし、回転寿司の楽しいところは結局それに尽きるんだよな。子供たちもわいわい言いながらもりもり食べていたので結果的には大変よかったと思う。なんとなくロードサイドにしかない印象だったけど調べてみたらわりと近所にもあるみたいなので、そのうち行ってみようかな。

さて、腹ごしらえをしたところで、あらためて江戸東京たてもの園へ。以前妻と来たこともあったように記憶しているがはっきりしたことは憶えていない。このブログにもない……のだが、なんと CGIBOY の日記に書いていた。まだ結婚前のことだ。

江戸東京たてもの園へ。渋いデートだよなあ、と思ったけど案外カップル居ま
した。まあ年寄りも多かったけどな。あと親子連れ。なにしろ暑かった、とい
うのが印象に残ってるが、意外と面白い、侮るべからず。東の方はキャッチー
な建物(看板建築や商店など)が並んでいるが、実は西の方の地味な建物が中
に入れるし楽しい。写真館の大胆な天窓(正式名称忘れた)はとてもよかった。
実際住んだら夏は暑いし冬寒いだろうけどね。小さい頃からマンション住まい
で、完全に蓋をされた家に住んでるので、高いところから採る自然光ってもん
に弱い。あと写真館自体もモダーンでキュートだった。
屋内展示では「江戸東京たてもの園と『千と千尋の神隠し』」とかいうのをや
ってたんだが、殆ど原画やら背景やらの展示に終始してて単にアニメマニア垂
涎喚起展示。とはいえこれも結構面白かった。時間いっぱいまで見てしまった。
まあ、どんな記録でもしておくものだな、と思う。2003-08 のことで、なんとこの後としまえんに行って花火を見たらしい。若かったな……。

さておき、今回はその西のほうの地味な建物から見て回って、途中から東の「キャッチーな建物」に行った。いずれも保存状態がよく、ほどよくノスタルジアを誘いつつ美しい建物で、見て回っていて楽しかった。気候もちょうどよく気持ちよかった。子供たちは途中で飽きるかと思いきやけっこう楽しんで付き合ってくれて、結局最後まで一緒に見ることができた。残念だったのは普段は二階に入れるらしい建物のほとんどが感染防止のため二階は見学不可とされていたことで、上の日記にある写真館の天窓も見ることができなかった。
夕方近くまでたっぷり見て、そのあと公園入り口近くの芝生でちょっと休憩しておやつを食べて、バスに乗って帰る。楽しかったな。