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ひとりモノシリ

「神野芳治ひとりmono-series2022」オンラインの部に参加。
mono-seriesは橙武者さんこと神野さんが毎年に近いペースで開催している大会で、おれの大好きな大会だ。2018年に初めて出てから、スピンオフも含めてたぶん全部出ている。で、過去の回ではおれも問題提出とかもしてたんだけど、今年はどういう事情か神野さんが全部自分で問題作って出す、という形式になり、まあそれはそれで面白かろうということで申し込んだ。
この大会のいいところは「早立ち」という形式で、説明は前書いたのでまるっと引用する。

早立ちは形式としては早押しボードに近いが、最大の特徴は「連れ立ち」ができるということ。一番最初に答えがわかった人はボタンを押す代わりに「はい」と言って立つ。そこで問題の読み上げは終了(引用修正:「一旦停止」が正しい)し、それから3カウントのうちに立ちたい人は立ってもいい。そして立った人が答えを書く。そのあと問題を最後まで読み切ってから、立たなかった人が答えを書く。立った人は正答+4/誤答-4&次立てず、立たなかった人は正答+2/誤答±0となる。
ペーパー、早立ちともに「殿堂」というシステムがある。ペーパーと立ち正解の場合は正解者の人数がそのセットの参加者の 10% 以内、座り正解の場合は 5% 以内だった場合は「殿堂」となり、立ち正解だとさらに +2、ペーパーと座りの場合は +1 のボーナスがつく。
mono-series '18
要するに、早押しならひとりが押したらそこでおしまいだし、早押しボードでも「押して書ける」人はひとりなのだが、早立ちは誰かが立った時点で同じ情報で答えがわかると思えば自分も立って書けるのだ。早押しの持つ魅力を残しつつ、暴力的な部分を若干やわらげた形式になっている。もともとは大人数で早押しみたいなことができないかと思って考えられた方式らしいけど、これ自体がひとつの形式として成立している。
ということで4セット、100問近く参加しただろうか。殿堂は3回。欲を言えば各セット1回ぐらいは取りたかったけれど全然悪くない。あと、この大会のいいところとして、殿堂一覧を必ず終わった後に大会結果と一緒に公表してくれるんだよね。総合成績で振るわなかったとしても、自分に「だけ」刺さる問題が一問でも来るとそれが何故か表彰されるという、よく考えるとわけのわからないルールになっていて、そこがうれしい。
でもまあやっぱり、オフラインでみんなで問題持ち寄ってわいわいやりたいね。とわかったので、来年はまた問題持ち寄りで開催されて欲しいし、そうなったら馳せ参じます、と思ったのでした。