黄昏通信社跡地処分推進室

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なにもかもがあまりに上手く行く――フェブラリーステークス(G1)

メイショウボーラー、外枠を引いて、前日から雨が降り続いて、その上アドマイヤドンが出遅れた。そこまで天が味方すればそりゃ影も踏ませないで勝つだろう。だけど、ここまで条件が揃わなくても少なくとも好勝負以上には持ち込めていたんじゃないだろうか。好条件が揃い過ぎることは、その馬の評価にとっては逆にマイナスに働いてしまう。
一方アドマイヤドンもただでさえ距離不足気味のところへ不良馬場で大出遅れ、とこれ以上ない不利があったにしてはよく追い込んでいて、掲示板に載る驚異的なパフォーマンスは見せた。これで新旧交代と言われたくはないところだろう。ただ、このところのずぶさや出遅れも含めてこの馬のピークは過ぎたのかなと思わせるところはあって、もうあまり多くは期待できないのかも知れない。