黄昏通信社跡地処分推進室

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似非フォーチュン活性化プロジェクト(8)

なんとなく毎週続けてるな。さて今週の一本。えい。

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多くの人がひとりでは居られないと思っていると同時に、
  多くの人はまたひとりになれないままでも居られないと思っている。
                       ──荒井君輝,1997

これまたえらく古いのを引いた。もちろん稼働当初から入っている。最初の頃は無駄なインデントをしたり体裁もばらばらだったりしてるんだけど、その方が「何が出てくるかわからない」感じがあっていいかなと思って統一していなかった。本家 fortune もそうだったように記憶していたのだが、最近リソースを探して拾い読みしてみた感じでは案外統一されていた。まあよい。
これは無断引用。97年ってことはあれだな(詳細割愛)。もう少し長い文章の一文だけを抜粋したもので、「ひとりぼっちであることのストレス」と「人と一緒に居ることのストレス」の話。殆どの人はそのストレスを両方感じる筈であるのに、どうも世の中の人は前者が強い人の方が多いらしくて後者が強い人はアレに見られがち、という傾向はある。多分それは人と人とが近所付き合いレベルでも日頃から力を合わせなければ生きることが困難だった時代には「ふれあい」の価値が高かったということで、人が都会でひとりで暮らすことに困難がない時代になれば価値観も変わりそうなもんだが案外そうはならんなあ、というのはある。最近やっぱりAが似たようなこと書いてたけど、こういうことって未だにちょっと大声では言い辛い。まあ「人づきあいって基本的にめんどくさいよね」って当の「人」に対して表明するんだから言い辛いには決まってるんだけど。