時間休は年間五日分しか取れない、というのは労働基準法に定められているのだと初めて知った。「五回」ではなく、トータル五日分なので40時間とかのところが多いと思うが、それを超えて時間休は取れないので、そこから先は半日なり一日なりで休みを取らなければならなくなる。うーーーん。それってどうなんだろうな。立法趣旨としては一日単位で休暇を取ってしっかり休んでほしいから、ということらしいけど、時間休をたくさん取るのはたぶん必要に迫られて取る人だろう。子供が小さくて共働きとかだとなんだかんだで40時間とかあっという間に行ってしまいそうだし、計画的に休みを取れるとも限るまい。40時間使い切ってから、普通に出勤して午後も半ばまで働いてからお迎えが発生して2時間早退する、みたいなことが起きると、休暇は一日単位でしか取れないから結果的に6時間ただ働きになってしまう。それはあんまりじゃないか。そんなふうにただでさえ思うように働けていない人に対して、さらにペナルティみたいな扱いが加わるのってつらすぎる。
……と思うのだが、現実にこれで困ってるひとってどれぐらい居るんだろうな。ちょっと検索した感じでは見つけられなかったが、こういうことを調べるのはいまや案外むずかしい。40時間あればなんとかなるものだろうか。
で、本当に一日単位で休暇を取らせたいって目的でシステム設計するなら追加で付与しないとだめじゃないかなーと思う。まあでも日本人ただでさえ有休使いきれないみたいな話があるのに追加してもだめか。むむむ。
