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ロッテ−近鉄13回戦 於千葉マリンスタジアム

例によって10時に集合、渋谷場外で馬券を買ってから大手町→西船橋→南船橋海浜幕張と移動。このルート安いのはいいが時間がかかる。おかげでバレンタイン弁当が売り切れてしまっていた。新宿集合で水道橋で馬券を買い、東京から京葉線で行った方が早いっぽい。でもマリンスタジアム弁当も旨かったので問題なし。
先発はこっちがミンチー、向こうが岩隈。2回にヒット、送りバント、ヒットと教科書通りに1点取られる。その裏、二死走者なしから内野安打、ストレートの四球、内野安打で満塁と攻め、さらに小坂の打席もカウント0−2となる。が、二塁走者サブローが牽制死。はやくも嫌なムード満点だ。
4回裏。フランコの高い高い飛球が海風でポテンヒットになり、犠打失敗、三振の後、なんと橋本将がライトスタンドにぶちこむでっかい本塁打。びっくり! しかし5回表、二死走者なしから、三塁線のほっとけばファウルのゴロをフランコが取ってしまい内野安打→次の打者に四球→適時打、というひどいコンボで同点にされる。
6回裏、ベニーが弾丸ライナーを中堅左に叩き込んでリードするが、8回表最後の上位打線に回ったところできっちり中村紀洋に放り込まれてまた同点に。
9回表にはとうとう小林雅英まで投入するも、その裏勝ち切れずに延長戦へ。10回表は雅英が抑えるも、その裏こちらも吉田が打てず延長は続く。
11回表、代わった川井が安打と四球で無死一二塁を作って降板すると、次の投手は薮田。おれの中ではなんか色々と覚悟が決まる。が、犠打に失敗してくれて、さらに二ゴロ→左直と抑え切ってしまう。こうなると勢いはこちらにあり。初芝の安打、ベニーの四球、李承〓*1送りバント(これは警戒されてなかったことを差し引いても上手かった)、橋本敬遠の四球、で一死満塁としてから、最後はサブローが中堅に深々とフライを打ち上げてさよなら勝ちだった。
ミンチーが8回を3点に抑えたこと、岩隈から3点取ったこと、限りある延長戦でちゃんと点を取って勝ったこと、いろいろよかったところはある。まずは勝ったんだし喜びたい。でも、上でごちゃごちゃ書いたように、サブローの牽制死、ベニーの犠打失敗、フランコの判断ミス、などなど地味にできてないところがまだまだ多い。そういうところはなんとか少しでも減らしていかないといかんだろう。まあ、こんなことを言えるのも勝ったから、ではあるんだけど。
気になる李承〓*1は3打数無安打だったんだけど、6回の打席に光明が見えた気がする。ベニーの本塁打の直後の打席、くさい球は全部当てに行き、一方で明らかなボールをひとつずつ見送って、11球投げさせた上に一塁に歩いた。最後は岩隈が根負けしていた。本人が欲しいのはヒットだろうし、結局得点にも結び付かなかったが、これは簡単にできることではないと思う。

*1:火偏に華