すっげえ遅くなりましたがなんとか書いてます。今週辺り追いつければいいのだが……。
新馬
- 函館06-25-5R(D10)：ラララウィンパル（牝・父エリシオ／母レディピーチ）
- 逃げ馬にぴったり外からついて行き、直線に入ってからすぐ交わしにかかって、じりじり差をつけて最後は四分の三馬身差とする。わりとセンスのいい勝ち方だったし時計も悪くない。エリシオ× Mujtahid × Lomond 。Northern Dancer が３×４になる。祖母の妹に Cape Cross 。スピードが勝っていて奥行きがなさそう。芝のマイル以下に向く。上では辛そうだが芝で見たい。
- 函館06-26-5R(T12)：ケイアイマイバッハ（牡・父ブライアンズタイム／母モーニングタイド）
- まずまず程度のスタートからハナへ。内の馬と大分長い間並走するが、結局は三角で先頭に立つと、直線も何となくそのまま押し切ってしまった。時計は遅く、レベルは低いかも知れない。ブライアンズタイム× Seeking the Gold × Damascus 。母がモーニングタイドなので、シンメイレグルス（三日坊主2004 (49) 他参照）の全弟にあたる。シンメイレグルスには最初の頃芝にも向くかも知れないけどダートの方が上手そう、と書いていた。この馬こそその評価にするべきか。しかしよく走るなこの兄弟（半兄にマイネルモルゲン）。とはいえ上では苦戦しそう。どんな条件を使うだろうか。
- 福島06-25-5R(D10)：ゴールドヴェイン（牡・父フォーティナイナー／母ヤマタケポロン）
- 好スタートから三頭雁行の形で先頭。直線では内の馬を早々と交わして、外の馬に詰め寄られるがこれも半分遊びながらに見える余裕で突き放す。楽勝だった。時計は平均程度か。悪くない。フォーティナイナー×ゴールドレット×サクラシンゲキ。渋い。祖母にヤマタケサリー（中央３勝、テレビ東京賞３歳牝馬ステークス（現在のフェアリーステークス））が居る。ダートの 1700m 辺りが向きそうに思う。「うまくやって行けばマイルくらいまでこなせるようになると思う」とは鞍上後藤の弁。上では勝ち負けはきついか。
- 福島06-26-5R(T12)：スターライトルビー（牝・父オース／母ルビーバーミリオン）
- これも好発。少し押してハナに立つと、そのままリードを保ち、四角過ぎてからは突き放して楽勝。時計もなかなか速かった。オース×コマンダーインチーフ×ディカードレム。どちらかというと重めの血が多い気がするのだが……。今日のレースではスピードがかなりありそうで、中々悩ましい。一応芝のマイルから中距離とする。四代母はハギノトップレディという“華麗なる一族”の一頭。上でもそこそこやれそうだ。
- 阪神06-25-5R(T14)：エイシンアモーレ（牝・父エイシンワシントン／母エイシンアイノウタ）
- 最内枠からハナへ。後続にも来られていたし手応えも楽ではなさそうだったが、四角回ってからも渋太く、むしろ後続がばてて独走になる。楽勝。時計もまあまあ速い。エイシンワシントン×サンデーサイレンス× Time for a Change 。Damascus が３×４になる、渋いインブリード。エイシン“姪の方”ラブソングの全妹であり、当然エイシン“叔母さんの方”テンダーの姪になる。さしづめ“妹の方”とでもなるのだろうか。芝のマイル以下に向き、ハナを切った時が断然強いと思われる。上でも通用するかも知れない。
- 阪神06-26-5R(D12)：メイショウヨシヒサ（牡・父メイショウオウドウ／母ウィズストリングス）
- スタートは互角も、そこからどんどん下がって後方まで位置取りを落とす。直線に向いてから外に出して追い上げ、しまいには全部差し切ってしまう。ロスの多い競馬で時計も平凡。メイショウオウドウ×デヒア× Gulch 。母方が軽いが流石にダートの 1200m がベストとは思えず、芝のマイルから中距離が本領と思う。上では少なくともこの距離では辛い。芝で見てみたい。
